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IUC#23打ち合わせメモ
日時:2005年8月12日(金) 10:00-
場所:KEKBコントロール棟会議室
出席者(敬称略、順不同):
菊池、飯田、飛山、柿原、生出、三橋、
佐波、白川、紙谷、榎本、設楽、佐藤(文責)
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(1) IUC工事報告(佐藤)
・下記の作業が完了した。
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- 冷却水配管完了
- BPM, Screen設置(ほぼ完了・PF SCアライメント完了)
- パワーケーブル敷設・繋ぎ込み
- 電磁石極性チェック完了(ベンド冷却水インタロックOK)
- モニタ・GV信号線敷設(繋ぎ込み未・来週)
- SCモニタ・GV用エアー配管終了(繋ぎ込み・順次)
- 共通架台上のコンポーネント設置(本日完了)
- KEKB<=>Linac間安全系ケーブル敷設(メタル20P, 光ファイバ)
- 真空ダクト設置(QPD1まで完了) => 来週水曜(8/17)にはリークテスト。その後、真空引きの予定。
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・共通架台上流(BH0下流)にある冷却水配管が高く(30cm程)、
荷物を運ぶのに邪魔な為、フレキ配管に変更する予定であった。
溶接機の手配ができず、冬メンテ以降に持ち越すこととした。
但し、第三スイッチヤードの冷却水量が全体的に少なく(分岐、フレキが多い為)、
全体的な配管の変更等を視野に置きつつ対処する。
・停電のお知らせ
下記の通り、入射器地区が停電となります。
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8月20日(土)8:30〜18:00
8月21日(日)8:30〜18:00
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これに伴って、入射器ゲートシステムが停止します。
8月19日(金)17:00〜22日(月)9:00
不都合のある方はご連絡下さい。
(*) 但し、必ずしもご要望に応えることが出来るとは限りません。
あらかじめご了承下さい。
(2) 測量結果・続 (飯田)
・Linac罫書き線上の四点を、レーザートラッカで測定した。
(詳細は、次回報告)
・高さ方向アライメント:
Linac ECS部から、6-1付近にかけて、約27μradの傾斜が見られる。(前回報告)
新PF-BTについても同様な傾向が見られ、傾斜は20.15μradであった。(QC3までの結果)
高さ方向のアライメントは、下流部分(BH0近辺)についてはQC1,2(現)の平均に合わせ、
上流側は(BP近辺)、壁の基準面(T2)を基準とした。
高さ方向のアライメント精度は、目標値に対して0.01から0.03mm程度に収まっている。
・ビームの進行方向のアライメント結果は、上流磁石群(BKからQPD1まで)が0.36mm程度上流に、
下流磁石群(QPF2からBH12)が0.4mm程度下流へずれていたが、実質上は、問題ない。
水平方向のずれは、0.07mm以下程度であった。
・フローセンサーの設定値を下げた(5.6 l/min.でインタロックがかかり、6.9l/min.で復帰する)。
これは、フローメーターの測定限界なので、
運転再開後の最初のメンテ日に流量計flapperを交換して、10 l/min.にする。
(手配中)
C) flapperを交換すると、calibrationが必要になるため、送り返す必要があるのでは?
=> 確認する。
・56 quartet、58 quartetの高さ測定を行った。
全体では、1mm/ 20m の割合で下流側が高い。
56については、(四台のQの中で)0.6mm上がっていた。
来年夏には、できればレーザーシステムで再アライメントした方がよいだろう。
(58のSteeringを強めにかけているのが、緩和されるかもしれない。))
(3) その他
C) 第三スイッチヤードのクレーンコントローラ(ペンダント式コントローラ)を、無線化した方が良いのではないか?
ビームラインを跨ぐのが大変(重いので)であり、またラインにぶつけて壊してしまう可能性もある。
=> 担当者と相談する。
(4) 次回IUC
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IUC #24
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日時: 2005年8月23日(火曜日) 10:00−(いつもと曜日が異なります!ご注意下さい。)
場所: KEKBコントロール棟会議室
議題(予定):
(1) IUC工事報告(佐藤)
(2) 各サブグループ報告
(3) その他
(*) その他の議題をお持ちの方は、ご連絡下さい。
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