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IUC#46
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日時:2007年8月24日(金) 10:00-
場所:KEKBコントロール棟会議室
飯田、大西、紙谷、生出、小林、小川、本間、古川、
菊池、多和田、三橋、柿原、榎本、横山、佐藤(文責)
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(1) Linac 4,5セクターレベル測定 (飯田)
・Multi-energy study('06/12/12)時に、4, 5セクターにおいて軌道が大きく出た。
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(a) BPM 464-524間のKly, Steering, Qをoffにし、BPM 464, 524で軌道ゼロになるように調整した場合:
=> BPM 484でのoffset x: -0.7 mm, y: 1.3 mm
(b) BPM 524-564間のKly, Steering, Qをoffにし、BPM 524, 564で軌道ゼロになるように調整した場合:
=> BPM 544でのoffset x: -1.5 mm, y: 1 mm
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・この原因を調べるために、4, 5セクターのQ磁石についてレベル・回転測定を行った。
QD424-QF584までの測定結果をフィットすると、傾きは約55 uradになる(距離100 m以上)。下流の方が、レベルが高くなっている。
484では、この直線からマイナス方向にシフトしていた(約 -1.8 mm)。
これが、Multi-energy 2.5 GeV時の軌道源と思われる。軌道のでる方向と、レベルシフトの方向は定性的に合っている。
C) Quad BPMは?
=> やっている。
==> Q電源が独立ではないので、Quad BPMもずれている。(カルテット内の平均に合っている)
C) 1.8 mmレベルシフトがあれば、もっと軌道がずれてもおかしくないのでは?
=> 定量的な解析は、今後行う予定。
・回転の測定も行った。
5セクタ-は、Q磁石上部に基準面があったので水準器で測定した。
概ね0.5-1 mradに収まっているが、484(2.5 mrad)の回転が大きい
回転を修正するか?軌道としてはこのままでも、大きな問題はない。
C) 早く直した方が良い。
=> 高さは架台の調整機構があるので、修正可能。回転方向は調整機構がない。
=> 夏メンテ中は、スケジュールが詰まっているので厳しい。
==> Klystron aging中に、1日停止して作業出来る可能性あり。
===> スケジュールを調整する。
(2) PF Slit (三橋)
・PF-BTに設置予定のスリットの補修が完了した。
試験して問題なければ、夏メンテ中にインストールする予定である。
(3) 次回IUC
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IUC #47
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日時: 2007年9月21日(金曜日) 10:00-
場所: KEKBコントロール棟会議室
議題:
(1) TBD
(*) 議題をお持ちの方はご連絡下さい。
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