FSP013 施設現状報告ポスター "8月5,6日" 小ホール 13:00 - 15:00 |
RCNPサイクロトロン施設の現状 |
Present Status of the RCNP Cyclotron Facility |
○畑中 吉治,福田 光宏,依田 哲彦,斎藤 高嶺,植田 浩史,田村 仁志,永山 啓一,安田 裕介,森信 俊平,鎌倉 恵太,島田 健司(阪大核物理センター) |
○Kichiji Hatanaka, Mitsuhiro Fukuda, Tetsuhiko Yorita, Takane Saito, Hiroshi Ueda, Hitoshi Tamura, Keiichi Nagayama, Yuusuke Yasuda, Shunpei Morinobu, Keita Kamakura, Kenji Shimada (RCNP, Osaka University) |
RCNPサイクロトロン施設は、耐震改修工事、補正予算による工事で平成24年度2,468時間、25年度4,315時間の運転時間であったが、平成26年度は5,200時間強の運転を行った。電気料金高騰の影響で、平成27年度以降は運転時間減少が懸念されている。平成24年度補正予算で更新したリングサイクロトロンFT空洞同調機構、新規に設置したグランドライデンの前方測定用ビームラインと低エネルギーミュウオンラインの立ち上げとビームによる調整を行った。AVFフィラメント電源スライダックの絶縁破壊、冷却水ポンプのベアリング損傷、AVFコンペンセーター冷却配管漏水による真空トラブル等の経年による故障が発生している。平成27年3月から5月にかけて、約60日間のCAGRA(Clover Array Gamma-ray spectrometer at RCNP/RIBF for Advanced research)キャンペーンを実施した。新ビームとして24Mg104 MeVと40Ar(12+/17+)51.5A MeVを同キャンペーンに供給した。 |