THP019  光源加速器  8月6日 小ホール 13:00 - 15:00
cERL周回部のオプティクス測定
Optics measurement of cERL recirculation loop
 
○島田 美帆,中村 典雄,高井 良太,上田 明,宮島 司,本田 洋介,帯名 崇,原田 健太郎(高エネ研)
○Miho Shimada, Norio Nakamura, Ryota Takai, Akira Ueda, Tsukasa Miyajima, Yosuke Honda, Takashi Obina, Kentaro Harada (KEK)
 
cERLでは、レーザー逆コンプトン散乱やTHz-CSRなどの光源利用が計画されている。光源としてのパフォーマンスを上げるためには、ベータ関数や分散関数を設計通りに合わせることが望ましい。そこで、ビームオプティクスの測定結果をデザインと比較することは重要である。 オプティクスのデザインは、周回エネルギー20MeV、数pCのバンチ電荷量では空間電荷効果が十分小さいため、計算コードelegantで行っている。電磁石の磁場測定の結果とビームの応答を比較する他、4極電磁石の残留磁場やヒステリシスの影響も考慮に入れ、ビームマッチングに向けた検討状況について報告する。