WEP030  ビームダイナミクス、加速器理論  8月5日 小ホール 13:00 - 15:00
J-PARC MRにおける測定ベータを基にした、共鳴の評価
Eveluation of resonance terms based on measured beta function
 
○大見 和史,Sonnad Kiran,五十嵐 進,佐藤 洋一(高エネルギー加速器研究機構)
○Kazuhito Ohmi, Sonnad Sonnad, Susumu Igarasshi, Yoichi Sato (KEK)
 
J-PARC MRにおいて、ターン毎のリング内186個挿入されているビーム位置モニター情報から、ベータトロン関数、位相、x-y結合等のすべてのTwiss parameterが得られる。MRは3回対称性により多くの非構造共鳴は抑制されているが、エラーによりそれらは有意な値になりうる。測定Twiss parameterから対称性のずれを見ることで、測定を基にした様々なパラメータを知ることができる。 (1)測定を基に様々な共鳴の強さを評価する。 (2)空間電荷効果を測定ラティス上でのエンベロープにより評価し、空間電荷からくる共鳴も評価する。 (3)線形x-y結合の補正をMRではスキュー4極で行おうとしているが、測定した結合パラメータからそのスキュー4極の値を決定する。