WEP069 加速器技術/高周波源 8月5日 小ホール 13:00 - 15:00 |
ILCクライストロン電源用チョッパ型マルクスユニットの大電力試験 |
High-Power Test of a Chopper-type Marx Unit for ILC Klystron Modulator |
○中島 啓光,明本 光生(高エネルギー加速器研究機構),江 偉華,小笹 有輝,須貝 太一,鈴木 隆太郎,林 拓実(長岡技科大),徳地 明,天神 薫,澤村 陽(パルスパワー技術研究所) |
○Hiromitsu Nakajima, Mitsuo Akemoto (KEK), Jiang Weihua, Yuki Kozasa, Taichi Sugai, Ryutarou Suzuki, Takumi Hayashi (NUT), Akira Tokuchi, Kaoru Tenjin, Yo Sawamura (PPJ) |
国際リニアコライダー(ILC)では、RF源として10MWのマルチビームクライストロンが使用される予定となっており、ピーク電圧-120kV、ピーク電流140A、パルス幅1.7ms、パルス平坦度1%(p-p)、繰り返し5ppsのパルス電源が必要となる。高エネルギー加速器研究機構(KEK)では、10MWマルチビームクライストロン用の電源として、長岡技術科学大学との共同研究でチョッパ型マルクス電源の開発を行っている。チョッパ型マルクス電源は、-120kVの出力を得るために20ユニットで構成されている。各ユニットは、チョッパ回路とマルクス回路を組み合わせた-1.6kV出力のマルクスセル4段と制御基板によって構成されており、各マルクスセルをPWM制御することで、出力電圧-6.4kV、パルス幅1.7msのフラットなパルス電圧を出力する。本発表では、試作したチョッパ型マルクスユニットの大電力試験について報告する。 |