WEP090  加速器技術/ビーム診断・制御  8月5日 小ホール 13:00 - 15:00
J-PARC主リングにおける遅いビーム取出し直前のデバンチング過程で観測された電子雲
ELECTRON CLOUD OBSERVED DURING DEBUNCHING FOR SLOW BEAM EXTRACTION AT J-PARC MAIN RING
 
○外山 毅,冨澤 正人,武藤 亮太郎,イーレンドン ブルース(高エ研)
○Takeshi Toyama, Masahito Tomizawa, Ryotaro Muto, Bruce Yee-rendon (KEK)
 
J-PARC Main Ringでは、遅いビーム取出しが20 k - 27 kWで再開された。遅いビーム取出しでは、コースティング・ビームが使われるので、30 GeVまでの加速が終了した後に、RF電圧を下げてデバンチする。その途中で電子雲と考えられる信号が、電子雲観測装置によって観測されている。バンチモニタ、ビームロスモニターとの関連性と、シミュレーションとの比較の結果を発表する予定である。