WEP126 加速器技術/真空 8月5日 小ホール 13:00 - 15:00 |
四重極質量分析計を用いたミュオン標的からのガス放出分析 |
Analysis for an outgassing from a muon targaet using a quadrupole mass spectrometer |
○的場 史朗,牧村 俊助,河村 成肇,三宅 康博,門野 良典(高エネ研),鬼澤 聡志,松澤 行洋(NAT),田部 正人(シーケル),大井 元貴,明午 伸一郎(原子力機構) |
○Shiro Matoba, Shunsuke Makimura, Naritoshi Kawamura, Yasuhiro Miyake, Ryosuke Kadono (KEK), Satoshi Onizawa, Yukihiro Matsuzawa (NAT), Masato Tabe (Seekel), Motoki Ooi, Shinichiro Meigo (JAEA) |
J-PARC物質・生命科学実験施設では、陽子ビームライン上に四重極型質量分析器を設置し、残留及び放出ガスを常時モニターしている。我々は、放出ガススペクトルに特異的なパターンが出現することをトリガーとして、冷却水漏えいやミュオン標的破損の際に陽子ビーム運転を緊急停止させるためのインターロックに用いる事が可能ではないかと考えている。 今回の発表では、四重極質量分析計から得られた陽子ビーム照射時における質量数1-100までの放出ガス質量分析データを解析し、上記インターロック構築の可能性を探る。 |